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「ドグラマグラ」について

 


射精時の狂気。

 

星、虫、全ての生命に全てが存在し、空白の解釈を与えられているにすぎないのだと思う。精神病も、夢も、ほんとは全部一緒なのに。重なる符号も閃きも、恣意的であれども。

 

人間が動物園の熊にダイブすれば、きっとそこに人間の解釈(過去への免罪符とか)が与えられるはず。水槽のメダカも、きっとメダカだけに映る生命に 解釈を与えていることだと思うし。そのメダカを観察しようとすれば、同様に何ものかに観察されることになり得る。そうして、遺伝子のごとく螺旋状に延々と 続くのだろうと思う。

 

それは単純に因果でしかなくて、複雑怪奇にしているのは人間。この作品にしても、1人の人間の小さな解釈であるべきだと思う。それは、繰り返し月給をもらって、毎月同じことをする生活にも垣間見えるのかなと。

 

それをひっくり返そうとするのも人間だし、はみ出しをカルトという名の社会不適合とするのもまた人間。逆に、一点に囚われてしまうとしたら、それは 執着な気がする。雁字搦め堂々巡りのキチガイ地獄。これを読んで異常をきたすのではなくて、自由な状態に解放されるべきだものだと思う。

 

そして精子の消滅。

 

 

「ドグラ・マグラ」夢野久作

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