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響いた言葉たち

September 16, 2019

 

自分の信念を証明する為に生命の危険をもかける。ーチェ・ゲバラ(母親への手紙)

 

 

 

 

道徳とは脳髄の衰弱だ。ーアルチュール・ランボー

 

科学は俺たちの目にはまだるっこい。ーアルチュール・ランボー

 

 

 

小説は文学ならず。ー上田敏

 

 

 

往々にしてひとは道徳に従いわが身を律することができる。だが、生きることにはならない。そして、道徳を夢見ることは、たとえ正義を語っているときでも不正に身をゆだねていることだ。ーアルベール・カミュ(裏と表)

 

おれがお前たちを憎むのは、お前たちが自由ではないからだ!人間誰でも必ず他人の犠牲の上に立って自由なのだ。ーアルベール・カミュ(カリギュラ)

 

一人前の男になるとは、こんなに辛く苦しいことなのか!生きることは、愛することの反対なのだ。ーアルベール・カミュ(カリギュラ)

 

神々と肩を並べるには、たった一つのやり方しかない。神々と同じように残酷になることだ。ーアルベール・カミュ(カリギュラ)

 

結局、何も変わったことはなかったのだ。ーアルベール・カミュ(異邦人)

 

 

 

大鳥は綱領のない革命だ。ー寺山修司

 

母を殺したときから青年の自立が始まる。ー寺山修司

 

見るために両瞼をふかく裂かむとす剃刀の刃に地平をうつしー寺山修司

 

 

 

幸福は現にわれわれにもないし、またそのへんに転がっているものでもない。ただ願い求めるだけのことですよ。ーアントン・チェーホフ(三人姉妹)

 

ひょっとすると、僕は理性を失った病人かもしれない。正常で健康な人は、見たり聞いたりする一切のことを理解しているつもりですが、僕はこの「つもり」というやつを見事なくしてしまったために、来る日も来る日も恐怖に中毒しているのです。ーアントン・チェーホフ(恐怖)

 

僕はいっそ何も考えないために仕事で気をまぎらし、夜ぐっすり眠るためにわざわざ疲れようと努力しているのだ。僕がこの人生でどんなとんまな役割を演じてきたか、君にお話しできたらなあ!ーアントン・チェーホフ(恐怖)

 

監獄や精神病院が現に存在する以上、誰かがそこにはいっていなければならない。ーアントン・チェーホフ(六号室)

 

 

 

お前さん方は利己主義なんだ。女に子供を生ませる。それが道徳観念の基本だ。ージャン・ジロドゥ(クック船長航海異聞)

 

奥さんというものは、その奥さんの前に出ると、旦那さんがますます気高く、ますます立派に、ますます強いように見えるもんだ。奥さんを見たら、旦那さんは畑へでも、戦場へでも、よろこび勇んで出掛けるようになるもんだ。お前さんが入ってくると、この人は元気がなくなってしまったじゃないか。ほんとうにもうこの人は立派じゃない!ほんとうにお前さん、この人の奥さんか!ージャン・ジロドゥ(クック船長航海異聞)

 

平和はおまたちの夫を無気力な、怠け者の弱虫にしてしまう。ージャン・ジロドゥ(トロイ戦争は起こらない)

 

 

 

人は生をやり直すことはできない。生きた波動は、永久に固定されたある数の振動のなかに記憶され、それ以後は死んだ波動となる。映画の世界は閉ざされた世界であり、実存とは何の関係もない。ーアントナン・アルトー(貝殻と僧侶)

 

演劇がその辺のでくの坊たちの個人生活の中にわれわれを引きづりこむことしかせず、観客をのぞき常習犯にかえている限り、大衆の大部分が映画館や、ミュージックホールやサーカスへ、荒っぽい満足を求めに出掛けるのは当たり前である。われわれの感受性の摩滅がここまで来ては、なによりもまず、われわれの神経も心も、呼び覚ましてくれるような演劇が必要なことは確かである。ーアントナン・アルトー(演劇とその形而上学)

 

ペストがなぜ逃れようとする臆病者にうつり、死体を弄ぶ好色漢たちを見逃すかは誰にも言えまい。ーアントナン・アルトー(演劇とペスト)

 

どこかの精神病院の一人の狂人のはけ口のない絶望と叫びが、ペストの原因となることが不可能でないのと同様、感情と幻影の一種の転換生によって、下界の事件、政治的衝突、自然の異変、革命の秩序と戦争の無秩序などが、演劇に移って、それをながめる人の感受性の中で、伝染病のような力をもって放電することも認められるだろう。ーアントナン・アルトー(演劇とペスト)

 

演劇はまたペストと同様、死ぬか全快するかによって終わる危機である。ペストは最高の病気だ。なぜなら、後に、死か、極端な浄化しか残さない完璧な均衡なのだ。ーアントナン・アルトー(演劇とペスト)

 

 

 

悪徳が見られなくなると、ひとしく美徳はほとんど姿を消してしまう。魂の活気は鈍り、やがて革命が準備される。ーマルキ・ド・サド

 

法律による限り、人間はますます狡猾ますます悪辣になるばかりであって、けっして善良になどはならないものだ。ーマルキ・ド・サド

 

きわめて多くの場合、偉大な行為は罪と一致するのだ。ーマルキ・ド・サド

 

神などという、こんな憎むべき出鱈目を最初に言い出したペテン師は、罰として、神のために死んだすべての不幸な人間の霊魂に、生きながら取り憑かれてしまえばよかった。ーマルキ・ド・サド

 

 

 

 

本当に悪いやつは人を殺して死刑になんかなりません。ー教誨師

 

 

 

夢も本来共有のものであった。ー柳田国男

 

 

 

ことばは人間にとって一種の弱さの現れである。ー石川啄木

 

正直に言えば、歌なんか作らなくてもよいような人になりたい。ー石川啄木

 

 

 

狂気なしでは理性は存在しえない。ーミシェル・フーコー(狂人の歴史)

 

われわれは、この「より無価値なもの」にこそ問いかけねばならないのである。ーミシェル・フーコー(狂人の歴史)

 

精神病をつくりだしている澄みきった世界では、もはや現代人は狂人と交流してはいけない。すなわち、一方には理性の人が存在し、狂気にむかって医師を派遣し、病気という抽象的な普遍性をとおしてしか関係を認めない。両者のあいだには共通な言語は存在しない。つぶやき気味のあの不完全な言葉のすべてが忘却の淵にしずめられた。ーミシェル・フーコー(狂人の歴史)

 

 


理性は非寛容の知であり、道化は寛容の恥である。前者は自分の利益にならないものは殺してゆく、それに対し、道化は自分の定義に入らないものを、取りこぼしてゆく。寛容と非寛容の問題です。ー山口昌男

 

 

 

世界の涙の総量は不変だ。誰か一人が泣きだすたびに、どこかで誰かが泣きやんでいる。ーサミュエル・ベケット

 

 

 

全世界が彼らに反対だった。でも彼らが正しかったんだ。ーベルトルト・ブレヒト(ガリレイの生涯)

 

 

 

されば死すべき人の身は、はるかにかの最期の日の見きわめを待て。何らの苦しみにもあわずして、この世のきわに至るまでは、何びとをも幸福とは呼ぶなかれ。ーソポクレス(オイディプス王)

 

 

 

「作者によってこしらえられた発見」「記憶を媒介として行なわれる発見」「推論から結果する発見」等々。いずれも、「発見」をもたらす機縁となるものが外的で偶然的であるほど、技法的であり、下手な作家はとかくそのような、とってつけたような「発見」の仕方を窮余の策として用いる。ーアリストテレス

 

 

 

作家にとって生きることと書くことは一つであるべきだ。ープラトン

 

作家は神がかりの状態において作品をつくる。彼らは、自分が語っている事柄を何ひとつ知ってはいない。ープラトン

 

 

 

悲劇作品とは、それが傑作であればあるほど、何よりも原作と劇そのものにじかに接して、そこから何ごとかを経験することが第一義であろう。ー藤沢令夫

 

 

 

 

人間というものは、自分の同類に嫌悪の念を引き起こす。ーロートレアモン(マルドロールの歌)

 

君は、みよ、一匹の蛆のように素裸だ。君の流儀を投げ捨てろ、もはや傲慢にふるまう時ではない。君の罪にみちた生活のいかにささいな動きでも、じっと見ている者がいるのだ。君は、彼の鋭くしつような追求の、細かい網につつまれている。だから恐れずに、生きる気違いを彼の腕にゆだねるがよい。彼は一切心得て導いてくれることだろう。ーロートレアモン(マルドールの歌)

 

光栄はひとりでに成るものではない。征服者の足下にそれが産まれ、それが差出されるには、血を、それも夥しい血を流さねばならない。正しくも大殺戮が行われた平原に、るいるいたる死体、散乱した四肢を見ずしては戦いはなく、戦いなくして勝利はない。人がひとたびすぐれた者たらんと欲するなら、肉弾性のためにふんだんに流される血潮の流れに、ゆうゆうと身を浸さなければならないことが分かるだろう。目的は手段を選ばない。ーロートレアモン(マルドールの歌)

 

 

 

彼はもはや友人を持とうとはしなかったのである。一人孤独に自分の道を行き、運命が彼に課すものを背負っていこうとしたのである。ーアウグスト・クビツェク(アドルフ・ヒトラー)

 

ワーグナー夫人の前で、彼は真剣に言った。「あの瞬間に始まったのです」と。ーアウグスト・クビツェク(アドルフ・ヒトラー)


 

 

待っていれば奇跡は必ず起こった。ージャン・コクトー

 

 

 

彼は揺るぎない支配者であったろうが、しかし、その力強さと魅力をもってしてみ、ありとあらゆる男らしきものー兵士、水兵、投機師、泥棒、犯罪者ーへのわたしの欲望を満足させることは出来なかっただろう。ージャン・ジュネ(泥棒日記)

 

 

 

生きながらえるためには、服従すべきであり、存在しつづけるためには、戦うべきである。

ーサン=テグジュペリ

 

 

安定というものは一種の死である。ーテネシー・ウィリアムズ

 

 

 

書くという行為は、何事も起こらなかった場合だけに必要なことなのである。ー安部公房(他人の顔)

 

労働自体に価値があるのではなく、労働によって、労働をのりこえる、その自己否定のエネルギーこそ、真の労働の価値なのです。ー安部公房(砂の女)

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